今日できることを明日やるのではなく、明日でもいいことを今日やる
目次
一人弁護士は自ら律することが大切
私は、自分しか事務所に弁護士がいない「一人弁護士」です。
どこかの事務所に勤めていれば、所長弁護士から色々指示がありますので、それに従って行うことが求められます。
しかし、私のように独立して事務所を構えると、上司がいません。
仕事の裁量が増え、その気になれば色んなことができます。
他方、自分を律することができないと、甘えが生じ、ぐだぐだになってしまいます。
仕事を後回しにしない
仕事を後回しにしないことはとても大切です。
弁護士の仕事の中には、面倒なものもあります。
乗り気がしないということで、つい後回しにしたいという誘惑にかられます。
しかし、面倒な仕事を後にやったからと言って、事態が好転するわけではありません。
今日面倒な仕事は、明日、明後日やっても面倒なんですね。
そうであれば、さっさとやってしまった方が精神的にも楽です。
そのことは多くの方が頭の中では分かっています。
しかし、実践するとなかなか難しいです。
私自身もどこまで実践できているかと言われると、自信があるわけではありません。
ただ、今日できることを明日やるのではなく、明日でもいいことを今日やるという意識は持つようにしています。
そして、仕事をできるだけ前もってやるということにすれば、それがサイクルになり、自然と前もってできるようになると思います。
仕事を早くやるために心がけていること
● お客様との打ち合わせの日を決める
お客様と打ち合わせをしなければならない場合、日にちを先に決めてしまうことです。
準備してから決めようとすると、準備が先延ばしになって、いつまで経っても打ち合わせの日が決まらないことがあります。
まず、先に日にちを決めて、その日までに準備しようと自分に発破をかけなければなりません。
● 打ち合わせの直後に書面の作成に取り掛かる
お客様との打ち合わせを受けて、書面を作成するような場合、打ち合わせの直後に取り掛かるべきです。
1週間くらい経ってから書面を取り掛かろうとしてはダメです。
これは30代になって意識するようになったことです。
20代と比べて記憶力が低下し、メモしていないことを思い出せないことが多くなりました。
その場合、お客様に確認するしかないのですが、一度聞いたことを再度聞くとお客様に迷惑をかけますし、頼りないと思われかねません。
● 返信が必要なメールはすぐに返信する
毎日、いくつもメールが届きますが、その中には返信が必要なものもあります。
返信が必要なものは早く返信することです。
そうしないと、メールが埋没してしまって忘れてしまうからです。
まとめ
自戒の意を込めて、本日は、仕事を後回しにしないことをテーマに書いてみました。