弁護士と依頼者の相性について
何か弁護士に頼まなければいけないような事態が生じた場合、いい弁護士に頼みたいというのが人の性だと思います。
① その分野のプロフェッショナルで経験も多い
② 仕事も丁寧で説明も分かりやすい
③ 仕事が正確で早い
④ フットワークが軽い
など、いい弁護士の条件は色々ありそうです。
このような条件も重要ではあるのですが、人間は機械ではなく動物なので、その人がいい感じと思えるかが重要です。極端な言い方かもしれませんが、その弁護士を好きになれるかどうかです。
同じことを言われても、イマイチと思っている弁護士から言われたことは本当かと疑問を持ち、逆に、いい感じだと思っている弁護士から言われたことは納得できるというものです。
同じことを言っていても誰に言われるかによって違うというのと同じです。
よって、自分に合う弁護士を探したいなら、とにかく法律相談をするなどして、実際に会ってみるのが最善の方法だと思います。
ただ、相性がいいかどうか全く分からないまま、相談をするのも気が引けると思いますので、私はブログで情報発信をしています。
私のブログを見て相性が合いそうかどうかを判断して相談するかどうかを判断してもらえばいいと思っています。
お客様との相性を考えてみる
法律相談で終わるのではなく、少なくない費用を払って依頼に至るというのは、最低限の相性はクリアーしているといえます。
そして、これまで仕事をしてきた中で、自分とお客様との間には一定のパターンがあると気が付くようになりました。
お客様が男性の場合
お客様が男性の場合は、2つパターンがあると感じています。
① はっきり意見を言わない男性
離婚事件で女性が強い場合、その反面、男性は弱いことが多いですが、このような男性から依頼を受けることがしばしばあります。
私がどちらかというとはっきり意見を言うタイプですので、私とは逆のタイプと言えます。
はっきり意見を言わないというと悪く聞こえるかもしれませんが、温和で優しいとも言えます。ただ、そのような性格から、しばしばぐずぐずするので、私の方がイラッと来るときもあります。
② しっかりとした男性
しっかりとした男性がお客様になるときもあります。このタイプは離婚事件以外の事件が多いですね。
このタイプの場合は、事件の相手にも特徴があり、相手がかなり悪どい場合が多いです。
私は、労働紛争で労働者側の依頼を受けたことがありますが、しっかりした男性が依頼してきた場合、相手となる会社はいわゆるブラック企業と感じることが多かったです。
お客様が女性の場合
① はっきりとした女性
訴訟を依頼を受けるような場合で、お客様が女性のときは、はっきりとした女性が多いと感じます。この場合も事件の相手方は問題がある場合が多いです。
このタイプが離婚事件を依頼してきた場合、夫が酷く、なぜもっと早く離婚しなかったのかと思うことがしばしばあります。
上記3つ以外にもパターンがあるような気もするのですが、私とお客様との相性を少し考えてみました。