体調が悪いなら休みましょう!

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目につく発熱後に出勤・その後コロナ感染発覚

ここ数日、ニュースを見ていて目につくのが、発熱後も職場に出勤し続けていて、しらばくして新型コロナウイルスに感染していることが分かったというパターンである。

コロナウイルスが問題となった最初のころから、発熱などがあった場合には仕事を休んでくださいということはずっと言われていることである。結果的には一部にしろそれが守らない事例が生じているということである。世の中にはいろんな人がいるので、ルールを作っても守られないケースがあるというのは、ある意味では普遍的な現象である。

これには色々要因が考えられる。
・仕事を休むと、代わりがいない。
・仕事を休むと、給料が減る。
・職場の雰囲気から休むと言いにくい。
・今回もただの風邪で、まさか新型コロナウイルスではないだろう。

ただ、日本の職場では多少体調が悪い程度ではこれまで休んでこなかった人も多いと思われる。
私も風邪で相当熱があったり、だるくても仕事をしていた一人である。
裁判所へ行くのは事務員を代わりに行かせるわけにはいかないため、かなり無理をしてでも仕事はしていました。
弁護士になりたてのころは、仕事をしていればそのうち治るという感覚で医者にも行っていませんでした。最近は、風邪をひいたと思ったら、早めに医者に行って薬をもらい休むようにはなりましたが、それでも完全に仕事を休むということはではしていませんでした。

新型コロナの問題が生じてからは、体調が悪かったら休もうとは思っているが、いざそのときになると少し勇気のいることかもしれません。

いつまで休むべきか

ニュースでも発熱等の症状があったら休みましょうとは言っていますが、いつまで休むべきかについては触れられていません。

ただ、いつまで休むべきなのでしょうか?

症状が続いて、PCR検査を受ける段階まで行った場合は、結果が陽性にしろ、陰性にしろ出るので割と判断はしやすいと思います。

しかし、症状が2,3日続いたものの症状が消えたような場合は、今だと検査を受けるという段階まではいかないように思います。このように数日間で熱が下がった場合など、すぐに仕事を再開してもいいのかという問題があるように思います。

というのも、ニュースを見ていると、一旦は症状がよくなったが、しばらくしてまた症状が悪化し、検査をしたら陽性と判定されたという例があるからです。

また、ダイヤモンド・プリンセス号の下船者を受け入れて入れていた藤田医科大学岡崎医療センターによると、無症状の人でも陽性が確認された日から2回連続陰性と判定されるまで9日程度かかるということです。

万が一新型コロナウイルスに感染していたらと考えると10日から2週間くらい休むべきなのでしょうが、少し躊躇を感じるところです。

今、世間の会社はどうしているのでしょうか?