【コラム】仕事を家でやることのメリット

弁護士の仕事の中の一つに文書を作成するというのがあります。

それほど時間がかからないものもありますが、資料をじっくり分析して文書を作成するとなると、数時間要することも少なくありません。

先日、疲れていたので、家に仕事を持って帰って、翌日の午前中に家で仕事をしたら、割と集中して効率よくできたので、意外に家で仕事をするのもありだと思いました。

目次

事務所で集中できない要因

少し時間がかかる仕事は、一定の時間集中しないといけませんが、私のような一人事務所でも意外に集中することができません。

要因1 電話

営業時間内だと電話がかかってきます。

まず、事務員が受けますが、自分への要件だと対応せざるを得ません。

要因2 FAX・郵便物

FAXも日々届きます。これも自分の机に事務員が持ってきますので、対応が必要なものは処理しなければなりません。

郵便物も同じです。

要因3 メール

これが一番やっかいかもしれません。

事務所にいてパソコンを使っていると、いつでもメールを見ることができます。

少し疲れたときに、メールをチェックしてしまがちですが、集中力を削ぐ原因になります。

メールを見て、返信が必要だと思ってメールを作成すると、時間を取ってやろうと思っていたことが中断してしまいます。

このようなことが積み重なると、気が散って、時間がかかる仕事がなかなか進みませんし、そもそも着手するのが後回しになりがちです。

朝に家で仕事をするのは集中できる

これに対し、家だとパソコンの前に座って、資料を読み、分析して文書を作成することに集中することができます。

私は以前は夜にやろうとして持って帰ったこともありましたが、疲れているので、なかなか夜家で仕事をするのは難しかったです。

これに対し、朝は、疲れて眠いからやる気が起きないということもないですし、静かで作業を妨げるものがシャットアウトされていて、作業に集中することができました。

また、家で仕事をするときは、この仕事をすると決めているのも大きいです。

もちろん、家だと事務所にある本を見たいと思っても見られませんし、資料を紛失等しないよう配慮することも必要です。

家で仕事をするのは、頻繁に使える技ではありませんが、意外にいいと思いました。